テレビ台とは、テレビを置いて視聴するための家具の総称です。
テレビの高さを適切な位置に調整でき、テレビ台に固定することにより落下等の事故防止にもなります。
テレビ台の歴史は、テレビと共に歩んできた歴史でもあります。
日本では1953年にテレビ放送が開始されました。
当初はテレビ本体と一体になっていて、脚や土台が付いているのが主流でした。
1970年代になるとテレビ本体と独立した物が登場します。
当時はテレビ本体とは別売でしたが、サイズがぴったりなメーカー純正品を、テレビとセットで販売するようになります。
1980年代になると、ビデオデッキや家庭用ゲーム機が急速に普及して、複数の棚を備えたテレビ台に変化していきます。
その後、薄型の液晶テレビの登場で、インテリア家具に変化して行きます。
近年はテレビ台という名称は使われなくなり、AVラックなどと呼ばれ、テレビに限らずオーディオ機器も収納できる物が一般的です。