カーテンの歴史は、古代のエジプトまで遡りますが、当時は今のような布ではなく、動物の皮で作られていて、洞窟等の入り口にドアのように吊るしていたようです。
布が作られるようになるとベッドを覆う天蓋として使われてていました。
14世紀から15世紀くらいになってやっとベッドの間仕切りとして使われるようになってきました。
日本におけるカーテンの歴史は、江戸時代の初期から始まります。
その時は長崎の出島の在外公館で使われていました。
日本人がカーテンを使うようになったのは、明治時代になってからです。
当時カーテンは「窓掛け」と呼ばれていて、輸入品なのでとても高価でした。
国内生産が始まったのは明治末期から大正にかけてです。
昭和30年代になると一般家庭にも普及し始めました。