歴史上で最も古いテーブルは古代エジプトのものであり、ラテン語で板を意味するタブラが由来です。
古代エジプトでは日常生活で大切な物を保管するのに、大きな箱を使っていました。
この箱が後の様々な家具へと発展していき、その中で板切れに脚を備え付けた物がテーブルの発祥です。
長方形の天板を補強材を使った4本の脚で支えるという、現在のダイニングテーブルと形状はほとんど変わっていません。
日本の家庭で使われるようになったのは、1950年代からといわれています。
それまではちゃぶ台を囲んでいましたが、戦後の公団住宅がダイニングキッチンを導入したことで家族でダイニングテーブルを囲む習慣が定着しました。
オーダーメイドで作るという概念が誕生したのは現代になってからです。